2015年2月6日金曜日

ジョジョの奇妙な冒険

久しぶりの投稿がいきなり漫画のタイトルですが(笑)
この一ヶ月は特に何かを買い足すこともなく、本や漫画、雑誌を読みふけっていました。色々と感想を書きたい本があるのですが、中でも読まず嫌いだったジョジョが非常に面白かったので、自分なりの感想など記してみます。


言わずと知れたジャンプの大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」ですが、昔ジャンプを読んでいた頃は独特の絵が苦手で、今まで一度も読んだことがありませんでした。
しかし最近友人から「私も今まで得が苦手で読んだことなかったんだけど、内容は凄く面白いから、よかったら文庫版全巻貸すよ!」と言われ、気になって読み始めたところ、これが面白いのなんの。あっという間に六部まで読んでしまいました。

読む前は、勝手に「ちょっと絵の気持ち悪いドラゴンボール」みたいな内容だと勘違いしていました。ジャンプの王道って、ドラクエ的戦闘だと思うんです。最初は弱い主人公。弱い敵と戦う。少し強くなる。その強さに見合った敵が出てくる。また少し強くなる。また強い敵が(略)つまりレベルアップの概念ですよね。そして最後は一番強い敵と戦って倒してエンド。
ジョジョも同じパターンだと思っていたのですが、そうではなかった。確かに初期は同じパターンなのですが、三部位からは違いました。強引に言い切ってしまうと、主人公達はレベルアップしないんです。攻撃力は強くならない。ただ、能力の活かし方が上手になっていく。
凄く将棋に似ていると思いました。将棋も、駒の動きは決まっている。でも、その動きの決まった駒をうまく活かすことで王を倒す。ジョジョも、スタンドの能力は(基本的に)一定です。でも、その能力をうまく使って敵を倒していくので、次はどんな手で敵を倒すのだろうと気になってページをめくる手が止まらない。これが、面白さの秘訣ではないかと。

好きな部ですが、王道ジャンプとしての面白さとジョジョ的な面白さのバランスがとれているのは三部だと感じました。が、私は四部以降が好きです。パラパラ読むなら四部、一気読みなら五部か六部でしょうか。スタンド戦の魅力を使い切ってるって意味では六部が一番好きかなぁ。うーん。まだ通しで一度しか読んでないので、再読するとまた評価が変わるかも。
キャラはベタですが承太郎がいいですね。素敵です。惚れそうです。

と、ファンの方からは何を今更って感じでしょうが、ジョジョの魅力に気付いた2015年です。

珍しく物欲とは何の関係もないエントリーでした。
おしまい。