2013年10月23日水曜日

栗くり坊主


 栗くり坊主という名前の栗剥き器を買いました。

国産の栗の甘露煮って買うと結構いいお値段するので昨年から自作を始めたんですが、何が大変って栗の皮剥き。面倒くさいし、手は疲れるし、たまに滑って危ないし。
そこで、偶然見かけた栗くり坊主という不思議な名前の栗剥き器を買ってみることに。早速皮むきに使ってみました。


まずは沸騰したお湯に栗を入れて冷めるまで放置。皮が柔らかくなったところで剥き始めました。
使ってみた感想としては、包丁に比べて画期的な程スピードが上がるわけではないけれど、包丁のようにうっかり手を切りそうになる率は低いし、テコの原理で手が疲れないし、栗をよく食べる人ならひとつ持っていてもいいのでは、といったところ。
欠点は、調子乗ってサクサク向くと結構実も削れてしまうところと、細かい筋の部分の皮が剥きづらいところ。なので、栗くり坊主でざっとおおまかに皮を向いて、細かいところはペティナイフで仕上げという使い方がいいかもしれません。


一キロ全部剥き終わったところ。
剥けた栗は一度茹でこぼして、砂糖を加えて水でコトコト煮ていきます。


甘露煮の完成!たっぷり出来たので、そのまま食べたり、お菓子の材料にしたり、お正月の栗きんとんに使ったりする予定です。

ちなみに、私が買ったタイプは刃が鋼でほっておくと錆びますが、栗くり坊主2という商品もあって、こちらは刃がステンレスで食洗機も対応だとか。どちらを買おうか悩んだんですが、2はカラーリングが好みじゃない(赤と白のツートン)ので前述のタイプを購入しました。
作っている諏訪田製作所ですが、どこかで聞いた名前だなぁと思ったら愛用している爪切りのメーカー。言われてみれば形もなんだか似ています。

折角買ったし、栗が出回っているうちに、 何度か栗ご飯でも炊こうかな。