2015年9月24日木曜日

本棚の10冊で自分を表現する


最近ツイッターで「#本棚の10冊で自分を表現する」という素敵なタグを見つけたので、便乗して私もやってみようと思います。

挙げた本は以下のとおり。

・イネス・ド・ラ・フレサンジュ「大人のパリ イネスのおしゃれガイド」
・堀和久「死にとうない」
・ポール・モラン「シャネル」
・菊地成孔「スペインの宇宙食」
・夏目漱石「漱石文明論集」
・辻嘉一「料理のお手本」
・上原浩「純米酒を極める」
・立原正秋「その年の冬」
・渡辺玲「カレーな薬膳」
・エリカ・アンギャル「世界一の美女になるダイエットバイブル」

ポイントは、「オススメの10冊」「好きな本10冊」じゃないところなんですよね。
ぐっとこらえて谷崎潤一郎も三島由紀夫も吉田健一も永井荷風も江國香織も川上弘美も島田荘司も高橋みどりも堀井和子も大橋歩もアラン・デュカスも向田邦子も高峰秀子も外しました。オススメとか好きな本なら確実に入ってますが、自分を表現となると話は別。

という訳で、以下どうでもいい解説。

・イネス・ド・ラ・フレサンジュ「大人のパリ イネスのおしゃれガイド」

ファッションバイブル。なかなか上手に取り入れられてないけど、服やインテリアに悩んだ時はパラパラめくってイメージ貰ってます。
ドミニック・ローホーさんの本がお薦めされてるのもさりげなく嬉しい。

・堀和久「死にとうない」

将来の目標というか、いつかこういう面白いおじいさん(女なのでおばあさんですが)に
なりたいという人物、仙がい義梵の伝記的小説。臨済宗のお坊さんです。

・ポール・モラン「シャネル」

こちらも生き方の師。憧れの女性。
シャネル本は沢山持っているんですが、なんとなくこちらをチョイス。

・菊地成孔「スペインの宇宙食」

ジャズミュージシャンで文筆家、菊地成孔の著作。
音楽や人物としては現在のほうが好きですが、著作物としては(ご本人はこちらの本の信者が苦手な様ですが)処女作であるこれが一番しっくり来ます。
三十代の時に書かれているので、今の自分の年齢と近いからかしら。
一番共感出来るのは二ヶ月間の食日記で、ラーメン屋の髭バンダナ話とか、黒糖くるみをオヤツに選ぶ時の表現とか、頷きすぎてムチ打ちになりそう。

・夏目漱石「漱石文明論集」

言わずと知れた大作家、夏目漱石のエッセイ集。
心が挫けそうな時は必ず手に取る座右の書。

・辻嘉一「料理のお手本」

和食の師と仰いでいる辻嘉一さんの、家庭料理についての随筆。
有名な料理人なのに、すごく主婦目線。
字や絵が美しいところも好きです。
料理がマンネリ化してきた時には読みなおし、気持ちを新たにしています。

・上原浩「純米酒を極める」

夏子の酒で有名になった(らしい)日本酒界の重鎮。
日本酒好きの私の酒のバイブルです。
これを読んで原酒の割り水燗を始めたんだっけなぁ。

・立原正秋「その年の冬」

純文学と大衆小説の二刀流を自称する作家、立原正秋の遺作。
都会からさほど遠くない山の中の日本家屋に住み、炭火で魚を焼き酒を温め、絣の着物を日常着とし、悠々自適の生活を送る主人公の生き方は私の理想です。
立原正秋より好きな作家は沢山いるし、文学作品としてはもっと好きなものも優れたものもあると思うのですが、自分を表現するということだったので、こちらを選んでみました。

・渡辺玲「カレーな薬膳」

インスタグラム及びTwitterをご覧の方は御存知の通り、私は大のカレー好き。
それも、南インド料理が大大大スキです。
そんな私のカレーバイブルがこちら。

・エリカ・アンギャル「世界一の美女になるダイエットバイブル」

ミス・ユニバース・ジャパンの食事指導を行っているエリカ・アンギャルさんの主に食生活にまつわる本。一時期大流行したので読んだことのある方も多いのでは。
食事に関しては、マクロビもかじり、粗食系も試し、ラクトベジなど色々試した結果、今のところ「野菜を多くとり、穀物は無理のない範囲で未精製を心掛け、タンパク源は主にサーモンや青身の魚、豆類でとりつつ、普通に肉も食べる。出来るだけ避けるのは白砂糖、着色料や保存料などの添加物、味の素系のアミノ酸調味料、トランス脂肪酸。でも、たまの外食の時はイチイチ気にせず美味しく食べて、普段の食事は出来る限り手作り」てなスタンスに落ち着いているんですが、それに一番近いのがこの本の食生活かなぁと思って選びました。

以上、私を表現する10冊です。
こうやって並べてみると、面白いですね。
みなさんも是非やってみて下さい!